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November 26, 2004

『機長からアナウンス』

この人の本は初めてです。書店の店頭で見つけて購入しました。
これまでに紹介した田口さんはJALの機長だった方ですが、こちらの内田幹樹機長は、A社の機長だった方だそうです。ざっくばらんな語り口で読みやすい文章です。

巻頭に登場する「サーモンのライス添え・・・酢豚とパン・・・」の下りは大爆笑。やっぱ機長も苦労してますねえ。

飛行機マニアからは「名機」と称されており、プロジェクト Xにも登場しているYS-11については、「コックピットの居住性が悪い」、「国産と言いながら国産パーツはほとんど無い」、「B737とサイズは同じなのに乗客数は半分」、「マニアに高い評価なのはSLのイメージか」、「軽自動車のエンジンを積んだクラウン」と、メッタ切り・・・「プロジェクトぺけ」あるいは、「残念っ」と言ったところか。マニアが外から見ているイメージと、仕事として操縦・運用する側との感覚が大きく異なることがよくわかります。

管制官の問題、関空の管制の問題(千歳->関空便でも空域制限のため鳥取〜岡山まで迂回して淡路島側から着陸しなければならない!)など、民間企業を退職された機長だからこその問題提起も多くあります。このへんのことは、田口さんの著書では全く触れられていません。

運輸省(国交省)は、伊丹便減らそうとしているが、羽田ー関空便でも紀伊半島の南を迂回するルールになるなら、誰も乗らないよ。みんな新幹線だね。

田口さんの『機長の〜』シリーズは、読みやすくおもしろい文章ではあるのですが、どちらかというと「建前」で書かれていますが、こちらは割と「本音」が出てきます。著者の個性の違いかも知れませんが、国営だったJALと、当初から民間航空会社だったA社との違いが出ているのかも知れないなぁと思えて楽しくなりました。

と言うわけで、新しい見方が出来るようになり、おもしろくてためになる1冊でした。

『機長からアナウンス』

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November 13, 2004

『魯山人の食卓』

かの有名な北大路魯山人の著書。
ちょっと古いけど、「なるほど」と思わせる点が非常に多いから、料理に興味があるなら、いちどは読んでおくと良い本としてお勧め。

もうしわけないけど、途中に挿入されている「河豚毒力表」は、大まじめに役に立つと思って書いたんだろうけど、なんとなく笑えちゃう。

出汁の取り方も詳しく出てるし、なんと、この時代に「牛肉のカレー雑炊」なんぞ試してみたってのは、流石である。

「えて栄養食と称するものは、病人か小児が収監されている時のような不自由人だけに当てはまるもので・・・。」
「好きなものでなければ食わぬと、決めてかかることが理想的である。」
「美味い不味いは無意味に成り立っているものではない。栄養の的確なバロメーターである。」
さすがである。

また、私がずっと作っていた「納豆雑炊」が「雑炊」の章で紹介されていたが、実際、納豆が嫌いじゃなければ、とても良い感じの雑炊になる。醤油、味噌、納豆、どれも大豆だから、ご飯との相性が良いのは間違いないが、問題は、納豆の独特の匂いが加熱により強調されることだろうか。嫌いな人は、ますます嫌いになるだろうね。

『魯山人の食卓』


これは、魯山人とは無関係で、私の発案だが、納豆にケチャップをかけて混ぜて食べるのはとても美味しい。ただ、炊きたての熱い白飯にあうかというと、いまいちなのだ(まだ工夫が必要だね >> 自分)。単独で「つまみ」や「おやつ」にするか、バターライスと合わせるのがお勧めである。ただし、これを紹介しても、おそらく、誰も試さない。そんなことじゃ、新しい口福の感動の境地は切り開けないぞ・・・っと。

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『ニッポン人の西洋料理』

あの帝国ホテルの総料理長を努めた村上信夫さんの著作。タイトルの「ニッポン人」と言う部分は、ちょっと頂けないが、中身は非常に良くできてる。私が、買ったのは1年前のことだから、紹介されているレシピは殆どを試した。特に、ホワイトクリームとボイルドドレッシングソースのレシピは、非常に美味しくできる。

チキンライスが炊き込みじゃないところが残念だけど、帝国ホテルで作ってないのかも知れないね。
あと、ハヤシライスは、NHKの今日の料理で紹介されていた三國さんのレシピの方が簡単だし、私のお気に入りだったりする。

『ニッポン人の西洋料理』

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サンダーバード DVD

販売開始。じっくり見られる。ばんざーい。
映画館で見るほどじゃないと思ってるヒトにもお勧め。TVで見る分には十分だと思う。ガキンチョ向け過ぎるけどね。日本語は止めた方が良い。

劇中で使われている国際救助隊の全てのシステムに共通のcomputerのsynthetic voiceがなかなか良い。Control Roomや、Cockpitで”Access denied”とか”Lanch sequence complete”とか言う奴ね。DVD挿入して英語選ぶと、これと同じ声で、しゃべるのでとても気に入った。あまりにも気に入ったので、audioだけ車の中で聞けるようにしちゃった(英語のトレーニングも兼ねてね)。 

TB1 Launchのシーンで、スロットルを握るファーマットの左手に注目ね。ホンの一瞬だけど、映画館で見落としてたヒトもDVDならバッチりだよ。

そうそう、副長(=監督)が最後のシーンで警官として出てるのもね。副長って言っても、T'Polでもなければ、V'Gerと融合しちゃった不幸な人でもないからね(笑)。

サンダーバード (2004年劇場公開版) 

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『うまいものには目がなくて』

角川から新しく創刊された「グルメ文庫」の1冊として、出てきた新装版らしい。
私は始めて読んだ。

紹介されている店は17店。
かつ全国に散らばっているためか、1店の紹介が長く、旅行記あるいは食べ歩きエッセイであり、いわゆる「うまい店紹介」本とは違う。地図無し、住所と電話番号だけというのも違いを際だてている。
17店中16店が要予約の超A級である。予約不要でふらっと行けるのは「並木藪蕎麦」1店だけ。
行きたい店もあるけど予算が載ってないから恐くて行けない(電話かけられない)よ・・・(笑)。せめて予算は載せて欲しかった・・・。

おもしろいなぁと思う章と、読み続けるのがつらい章がある。良い店に行ってるんだろうけれど、おいしさが伝わらない章が多いと感じた。それを、ガマンして読み進めて判った。
私のTozenso(本体)も冗長かつ話が飛ぶから読みづらいと言われるが、いろいろなことを盛り込もうとしてるためか、文章の切れ味が悪いのだと気がついた・・・(苦笑)。

それと、作品中に出てくる「大根下し」という表記は、まったくいただけませんな。

『うまいものには目がなくて』

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November 12, 2004

『B級グルメの〜』

文藝春秋編で文春文庫ビジュアル版から出ていたB級グルメシリーズは私のお気に入りだった。
このシリーズは、もともと丼ものの実寸写真を載せた「ベストオブ丼」のポケット版(縮刷)としてスタートしたようだが、その後は、弁当、丼、そば、カレー、ラーメンなどが続いた。

この手のお店・メニュー紹介本の宿命として、価格改定、移転、閉店などへの対応が必須で、更新できなければ絶版にするしかない宿命からか、残念ながら、このシリーズは全て絶版になっており、購入先は紹介できない。それでも、紹介されているお店の多くは現在も営業しているし、写真が綺麗に撮れているから見て楽しむこともできるので、見かけたら手にとって見るべき本としてお勧めである。

Amazonのマーケットプレースに出ているものもあるし、古本屋の100円コーナーで見つかる場合もある。

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November 08, 2004

『買ってうれしい!京阪神おつかいもの手帖』

全国どこでも買える旅行ガイドブックだと「2度と来ないであろう旅行客向けのさいっていの店」が平然と掲載されていたりするが、地元ぴー向けの雑誌なら、なんぼかは「まし」ではないかという思いから、出張先で時間があれば、地域のタウン誌あるいは、その別冊を買うことにしている。

今回の出張で、ふらっと立ち寄ったコンビニで見かけて購入した。大阪で作られているタウン誌の別冊かな?
食べてみたいものがたくさん載ってる。
早速、紹介されていた(以前から気になっていたが)、「下河原阿月」へいって「みかさ」を買い込んできた。生地がとてもふわっとしていて、餡に雑味がなくて、たいへんに上品。

これの神戸編である「神戸本」も以前購入した。
これらは、実家から大学に通ってた頃、「ぴあ」とはひと味違う「アングル」という雑誌を愛読していたが、それを彷彿させてくれて楽しい。

『買ってうれしい!京阪神おつかいもの手帖』

『神戸本』

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November 03, 2004

『サンダーバードメカニックファイル』

サンダーバードに登場するメカの解説本。といっても、すげー「おたく」向けで、1号のアップ用、ロング用、着陸シーン用・・・と撮影用のモデル別に解説されている。見て楽しむ私としては、どうでも良いなぁという部分もあるが、逆に、是を読んでから見直すと、なるほど、あそこでは、あのモデルが・・・とよくわかる。

1号のサイズが、スペースシャトル本体と同サイズに設定されているって初めて知った。なるほど〜。確かに、大気圏外に飛び出してから戻ってくる設定だったよね。 TB1。ふーん。

と言う具合に、ためになる本なのでした。

『サンダーバードメカニックファイル』


私は、某理科雄という人が書いてる空想科学本が大嫌いなんだ。SFってのは楽しむためにあるのだから、科学的にどうこう言ってもしょうがないんだな。現実の理論を越えたところにあるのだから。それに、無理無理に押しつけている現実の理論の適用が明らかに間違ってる部分も散見されるんだよ。わらっちゃうぜ。わははっ。

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『東京いい店、うまい店』 2005-06版

本書をはじめて見たのは父の書斎。最初のバージョンだった。その中で連れて行ってもらった店も少なくない。
いま、そのときの店を幾つか思い出してチェックしてみると、この本にも載ってる店もあれば、乗ってない店もあるし、閉店した店もある。

このシリーズは、完全なA級志向なので、安い店は紹介されておらず、高い店ばかりだし、いわゆる名がとどろいた店が多いから「安牌」だろうとは思うが、味とコストからC/Pを計算したら、もっと良い店たくさんあると思うので、この本に権威があるとも、この本に載っていれば大丈夫だとも思わない。
ただ、「あまり美味しくなかったね〜、文藝春秋の『東京〜』にでてたのに・・・」ってな具合に、外れていたときの言い訳には確実になる。

それでも、いつかは行ってみたいな〜とか、ここはおいしいよね〜、とか、こんどそこへ行こう〜・・・と眺めるには良い本である。ただし、出版している側からすると、匿名取材なんだよ〜と言いたいがために、料理や店の写真は無いけど、そのぶん想像力をかき立てられるのでプラスである。

写真に残すのなら、それなりの注意を払って撮影する必要があるし、撮影後の扱いにも苦労するので、単にぱしゃっと写真にとればそれでOKと言うものではなく、いちばん肝心なものは記憶に残すのだと私は信じている。

『東京いい店、うまい店』 2005-06版

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「タモリのTOKYO坂道美学入門」

書店で見かけて、1ページ目を読んだ瞬間に「買い」と決断した。文章が上手なのである。著者(森田和義)が書いたのではなく、ゴーストライターがいるのではないかと思ってしまった(失礼)ほど読める。東京を散歩してみたい人、散歩できる人にお勧めである(ちゃりもOK)。

「タモリの・・・」と聞いて色物を想像するヒトは間違い。「タモリ倶楽部」」の中で著者がときおり見せる「おぬしやるな」の部分が前面に出ていると私は感じた。実際ただ者じゃないんだろうけどね。
これは、路上観察やトマソンにもどこか通じるところがあるように感じさせるしっとりとした本である。

「タモリのTOKYO坂道美学入門」

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「キャプテンフューチャー 全集 3」

創元推理文庫から新装発売されているキャプテンフューチャー全集の3巻がでました。これには、「太陽系七つの秘宝」、「謎の宇宙船強奪団」が収録されています。
前者には、宿敵ウル・クオルンとの最初の争いが紹介されており、宇宙時代のサーカスと、カーティスの死をうまく使ったストーリーに引きつけられます。後者は、パイロット養成所の鬼教官が、キャプテンフューチャーとしらずに、「指導」しちゃうのに対して、「本格的なアマチュアの操縦を見せてやろう」と応じるシーンが秀逸です。

「キャプテンフューチャー 全集 3: 太陽系七つの秘宝/謎の宇宙船強奪団 」

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