『面白南極料理人』
これまた書店で見かけて購入した1冊。
南極探検隊に2回も参加した著者の2度目の越冬の記録。2回目はドーム基地の炊事担当としての参加。
素材選びから始まって、素材の調達、素材の積み込み、忘れ物、雪上車の中での調理。
-60度の環境での様々な経験・・・雪かき、増築、水作り、燃料運び、屋外でのジンギスカン、三角ベース(-50度だよ)、さらには、貴重な水を節約するための循環風呂・・・風呂水を飲むと死ぬ(?)などなどが、つづられた楽しい読み物。
作品中、これは役に立つという料理レシピも2,3点はある。
しかしながら、結局のところ毎週のように宴会・・・。最悪の環境の中で頑張る隊員の食費が、ものすごい額であることもよくわかる1冊である。
読み物として、楽しく優れているが、その一方で「さて、南極を汚してまで南極観測を続ける価値があるのかなぁ・・・すでに利権であって意味が薄れてきているのではないかなぁ」と考えさせられた。


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